新型コロナウィルスの感染拡大による緊急経済対策として一律10万円を給付する特別定額給付金で、気仙沼市に住む高齢者から「顔写真付きの身分証明書がない場合はどうすればよいのか?」などの問い合わせが今月18日だけで約420件相次ぎ、19日も同程度の相談があったということです。
今月18日以降、気仙沼市が各世帯に宛てた特別定額給付金の申請用紙の郵送を開始しました。申請用紙には、本人確認のための身分証明書の写しを貼りつける欄があり【運転免許証・パスポート・マイナンバーカード】が例示されています。しかし、そのいずれも所有していない高齢者から市に申請方法に関わる問い合わせが殺到しました。
18日の身分証明書の問い合わせだけでも約420件に上り、19日午前には庁舎の窓口に10人超の列ができる事態に。庁舎を訪れた85歳の高齢女性は「身分証がなく、どうすれば受給できるか聞きに来た。分かりにくいというか、分からない」と話しています。
市特別定額給付金対策室によりますと、例示した身分証明書がない場合には【健康保険証・介護保険証の写し】などで確認するとのことです。また、申請書は国が示した様式に基づいており、市の担当者は「市民に迷惑を掛け申し訳ない。もっとスムーズに申請できるフォーマットを考える時間がほしかった」と話しています。
・高齢者の場合、年金受給してるんだから、それに抱き合わせでもいいんじゃないか?給与所得者と違って、毎回一定の年金もらってるし、すぐに貰う必要性も低いと思うが。そういうところを効率化し、役所の負担を減らす工夫が出来ないのが、行政のダメなところ。
・アメリカはソーシャルセキュリティナンバーと税金を納める銀行口座が一致しているから、給付に何の手続きもいらなくて、トランプさんが法案に署名してから1週間でさっと銀行に2400ドル(夫婦で)振り込まれました。日本の10万円のドタバタ劇を見ていると気の毒で仕方ありません。日本もシステムをきちんとしたほうがいいと思います。
・顔写真付きの身分証明書は、拾ったり盗まれたりした身分証明書を悪用した詐欺などを防ぐために、その場で本人の顔と身分証明書を照合して本人確認するためのものですよね。ですから郵送だったり、口座が明白指定できる場合に顔写真の必要性は無いと思います。郵送なら写真と実物と照合できないから意味ないし、口座が身分証明書と同名義なら悪用じゃなく正当利用であることが明白だからね。
・高齢者なら年金が支給されているから口座もわかると思うのだけど。
・顔写真がない証明証を持っていない人なんて高齢者じゃなくても沢山いるよ。誰もが運転免許証、パスポートを持っているわけない。住民票を取るのにも身分証明証が必要だと言われたことがあるけど、本人ってどうやって確認するんだ?
・こういうのが自治体によって書類や表示にばらつきが有るのがおかしい。国の代行業務だろうから、国がしっかり手続き方法を示しそこからずれるのはおかしい。変な裁量や例外を自治体に認めないでもらいたい。