ローソンとファミリーマートが、地域に根付いたコンビニが高齢者やその家族の負担をできるだけ減らし、より良い生活を送るために、高齢者がフレイル状態を防ぐ事業の強化を始めました。
具体的な事業の強化として、ローソンでは介護拠点併設型店舗【ケアローソン】を今月7日に、UR高洲第二団地内の高齢化対応拠点施設【ウェルキャビン稲毛海岸:(千葉市美浜区)】に開店します。ケアローソンとは、コンビニ店舗に通常商品の他に、介護職や福祉用品などが販売されています。また、ケアマネジャーといった専門職が常駐し、気軽に介護相談が出来る窓口が設置されています。ケアローソンは、全国に22店舗存在します。
ファミリーマートでは、東京都と協同で都内の約2,400店舗でフレイル予防に役立つ食生活の情報発信を開始しました。惣菜などに使われている緑黄色野菜などの10の食品群を表示を陳列棚に提示するほか、フレイル予防のチェック欄やメニューの組み合わせ例を掲載した冊子も配布するということです。また、11月25日まで期間限定で、7食品群入りの栄養バランスが揃った弁当が販売されます。
小池百合子知事は、都庁内のファミマ店舗で同社の沢田社長と共に弁当を試食し、知事は記者団に「東京都として長寿を目指す。さまざまな業種の皆様に協力いただきたい」と述べました。