2019年7月12日、東京都はアクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進防止装置の購入を9割補助するという、高齢ドライバー向けの制度の詳細を明らかにしました。本年度中に70歳以上となる都内在住者が対象で、期間は【2019年7月31日から2020年8月31日まで】となっています。
都によりますと、既存車に後付けするタイプの装置を都が予め指定した業者の店舗で購入をすれば、1台あたり10万円を限度に9割が補助されます。装置の取り扱い事業者は、オートバックスのほか、都が指定した7つの事業者を合わせて357店舗となっています。予算規模は、約8億5千万円になる見込みです。
購入希望者は、まず店舗で自分の車に取り付け可能な装置かを確認し、取り付け日を予約。取り付け当日に申込書を提出し、使用方法の説明を受け、個人負担分の1割のみを店舗で支払います。
小池知事は、7月12日の記者会見で「早く取り付けたいという気持ちの人も多く、緊急対策として進めてきました。ぜひ利用してほしい」と呼び掛けました。