2019年3月5日、北海道札幌市の北区で、高齢者ドライバーを対象とした体験型の交通安全教室「チャレンジ・ザ・交通安全」が開かれました。
◇ さまざまな体験コーナーを設置
この交通安全教室は、会場に設けられた体験型のシミュレーションを体験してもらい自身の身体機能を確認することが狙いです。例えば、お酒を飲んだ状態を体験できる「飲酒ゴーグル」。この飲酒ゴーグルは、ゴーグルを装着し線の上を歩くというシミュレーションですが、参加した高齢者は「まっすぐ歩いている感じはしたんだけど、線を踏み外していたね」と飲酒運転の危険性を改めて認識していたのが印象的です。また、反射神経や視野の広さを確認できるといったシミュレーションもありました。
他にも、交通安全教室には「交通安全コント」や「交通標識を使ったビンゴ大会」などもあり、参加者は交通安全に直に触れながら楽しんでいたということです。
イベントの主催をした札幌北警察署交通一課「作田 和仁」課長は、「高齢者の方にゲームや体験を通じて交通安全に対するルールやマナーを学んでいただき、交通事故防止に役立ててほしい」と語っています。