高齢者運転の死亡事故 75歳以上が75歳以下の2倍

政府は、今月21日の閣議で、2019年版・交通安全白書を決定しました。

◇ 80歳以上の死亡事故件数が10代に匹敵

18年に75歳以上の高齢者が起こした死亡事故は460件で、運転免許証を保有する10万人当たりの換算で8.2件に上り、74歳以下の約2.4倍に達しました。

年齢別に同じ換算で見てみると、16~19歳が11.4件と最も多く、80歳以上が11.1件と続いています。高齢ドライバーによる重大事故が問題化する中、データで深刻さが裏付けられた形となりました。