厚生労働省の推計で、2040年には高齢者世帯のうち4割が1人暮らしになる見込みと明らかになりました。
◇ 背景には未婚の増加
厚生労働省によりますと、2015年時点での日本の世帯数は約5,333万世帯おり、40年には300万世帯ほど減少しますが、世帯主が65歳以上の高齢者世帯の割合は増え続け、全国で「45%」に迫る見込みということです。また、このうち高齢者の1人暮らし世帯の割合が4割にまで上昇するとみられています。
こういった背景には、未婚の増加などが要因とみられており、今後、見守りや介護などの生活支援へのニーズはより一層高まると分析しています。