政府は、高齢ドライバーのペダルの踏み間違いによる重大事故を防ぐため、経済対策の中で急発進防止装置を購入する費用を補助する方向で調整していることが分かりました。来月以降にも購入対象になる見通しです。
政府は、高齢者が自動ブレーキなどを搭載した新車や中古車を購入する場合には費用を一部補助する方針ですが、当面車を買い替えない高齢者も多いことから、既存の車にも後付け出来る急発進防止装置の購入補助も対象に加える方向で調整しています。
購入対象となるのは、国土交通省が検討を進めている認定制度で性能を評価する基準を満たした商品のみで、来月に今年度の補正予算案が閣議決定された後に購入したものとする方針です。補助金額などについては現在、調整段階となっています。