自民党は、70歳以上の高齢者の厚生年金への加入をはじめ、高齢者が働く環境を整えるなどを柱とした「社会保障制度改革」の提言をまとめました。
◇ 「骨太方針」に反映を求める
提言では、65歳以上を一律に「高齢者」と一括りにする現在の社会保障制度は、高齢者の就労意欲を削ぐと指摘した上で、70歳以上でも厚生年金に加入できるようにしたり、65歳の定年延長や撤廃など、70歳を超えても働ける環境を整えることなどを求めています。
月内に、自民党は政府に申し入れ「骨太の方針」に反映させるよう求めるということです。