70歳以上の働く高齢者が約46万人 過去最多

厚生労働省は、2018年6月時点での高齢者の雇用状況を調査し、大企業や中小企業で働く70歳以上の高齢者が約46万人いることが分かり、調査開始以来過去最多となりました。

◇ 人手不足や好景気が雇用につながっている

今回の高齢者雇用状況の調査は、従業員31人以上を抱える企業15万7000社に実施しました。調査を実施した企業の25%を超える約4万社では、70歳以上の高齢者でも働ける制度を設けており、こうした制度で働いている70歳以上の高齢者は約46万にいることが、今回の調査で分かりました。

この結果は、21万人だった4年前の調査に対して約4倍も高齢者の雇用者が増加し、調査開始以来過去最多を記録しました。

厚生労働省は、人手不足や好景気などの状況が高齢者の雇用に繋がっていると分析しています。