マスク送りつけ商法、便乗商法が多発 高齢者は注意!

政府が新型コロナウィルス対策として全世帯に布マスクの配布を開始したことで、消費者庁は一方的にマスクを送りつけて、高額な代金を請求する悪質な便乗商法が増えるおそれがあるとして注意を呼びかけています。


※出典:消費者庁

消費生活センターに1万3千件の相談

2020年4月15日の定例記者会見で、消費者庁の伊藤明子長官は、全世帯に2枚ずつ配布される予定の布マスクについて「国が代金を請求することは一切ない」としています。

消費者庁によりますと、現在全国の消費生活センターなどに新型コロナウィルスに関連する相談が13日までに1万3,432件あり、そのうち、マスクなどが一方的に送りつけられて高額な代金を請求されるなどの送りつけ商法とみられるケースの相談が151件ありました。「使い捨てマスクが宅配便で届いたが、身に覚えがない」などの相談が相次いでいるということです。

こうしたことから消費者庁は、政府のマスク配布に便乗した送りつけ商法に対する注意をホームページ上で呼びかけています。※消費者庁HP

送りつけ商法のニュース

2020年4月8日、北海道釧路市内に住む50代の男性宅に突然マスクが届き、送り主の住所は中国・上海でした。届けられた荷物には中国語で【防護マスク】と書かれたマスク50枚入りの箱が4箱と、約77ドルの伝票が同封されていたということです。

男性は「誰が送ってきたものか分からないし、何が付着しているかも分からないので中身は怖くて使えない」と話しています。警察は代金を後で請求する送りつけ商法の可能性があるとして調べています。

ネットの反応

・高齢者は特に注意が必要。高齢者にはマスク信者が多すぎるから、自宅にマスクが届いたら喜んで払うよ。
・こりゃ~、詐欺に引っ掛かる高齢者だと、尚更引っかかるね。
・あらゆるケースに関し、自分が注文していないものに代金を払う必要はない!
・家族と一緒なら誰かが払ってしまうことはある。
・世界が危機に晒されているこの時に、人を騙して自分だけが得をしたいって神経に、本当に心の底から軽蔑する。
・要らない場合は、配達元の郵便に事前に申し出とけばいいのかな?要らない人が、要らないって意思を示して配達止めれば、それで救われる人や、配達員の労力や税金のムダが減るんじゃないのか?
・ヤマト運輸を語った「お荷物のお届けのご案内」が早々に来てるね。政府支給のマスクとかじゃ無くて、50枚入りの箱マスク。
・それでも高齢者は代引きは受け取ってしまう。送付状見て相手が分からなくても、宅配業者を待たせてしまう焦燥感から、ついつい支払うかと。