81歳母親の遺体を遺棄 保育士の娘を逮捕 福井市

今年の5月頃から81歳の母親の遺体を自宅に遺棄したとして、福井市の自称保育士の女を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

「死んでいるだろうと思った」

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、福井市の自称保育士・仲谷かおり容疑者(54)。警察によりますと、仲谷容疑者は今年5月頃から母親の玲子さん(81)の遺体を自宅に放置し、遺棄した疑いが持たれています。

2人は別居していて、不審に思った近所の住人が行政に連絡し発覚しました。玲子さんは、自宅の1階の居間で一部白骨化した状態で見つかったということです。

警察の取り調べに対し、仲谷容疑者は「死んでいるだろうと思った」と供述しており、容疑を認めています。警察は、死因の特定を急ぐとともに、経緯など慎重に調べていく方針です。