4月19日東京・池袋で、87歳の高齢男性の車が暴走して歩行者数名が負傷し、母子2人が死亡した事故で、今月7日乗用車機能検査の結果、アクセルとブレーキに異常がないことが分かりました。
◇ アクセルとブレーキの踏み間違いが原因か
車を運転していたのは、旧通産省工業技術院「飯塚 幸三」元院長(87)です。飯塚氏は、事故当初「アクセルが戻らなかった」と説明していましたが、警視庁の調べで、乗用車機能検査では車に異常がなかったことが分かりました。警視庁は、アクセルとブレーキの踏み間違いが原因の可能性があるとみています。
また、警視庁は7日までに、飯塚氏の自宅などを自動車運転処罰法違反容疑で家宅捜査を行っています。