2019年3月22日、埼玉県川口市に住む73歳の高齢女性宅に、全国銀行協会職員を名乗る男から「アポ電事件が多発している。家にお金があると危ないので預かる」などと言葉巧みに信用させ、女性から現金110万円などをだまし取る事件がありました。警察は、詐欺事件として捜査を行っています。
◇ 「アポ電」強盗を引き合いに出して騙す
3月22日、埼玉県川口市に住む73歳の高齢女性宅に、家電量販店の店員や全国銀行協会の職員を装う男から「あなたのカードで約10万円の商品を買おうとしてる女性がいる」「カード停止手続きが必要なので、自宅に伺う職員にカードを渡してください」と嘘の電話を掛け、自宅を訪れた男にキャッシュカードを4枚を渡しました。
さらに、「アポ電で、自宅にお金があるか確認して殺す事件が発生しています」「危ないのでお金を預かります」などと言葉巧みに女性を信用させ、女性は男らに現金110万円をだまし取りました。女性は、帰宅した長男に相談し、詐欺被害に遭ったことに気づいたということです。
警察は、詐欺事件として捜査を行っています。