2018年2月、千葉県茂原市の住宅で85歳の高齢女性が当時18歳の少年に殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われていた少年の裁判で千葉地裁は2019年1月24日に、無期懲役を言い渡しました。
◇ 現金を奪った上に首をナイフで刺し殺害
去年2月、当時18歳だった少年(現在:19歳)は、仲間の少年1人と共謀し、千葉県茂原市の住宅に住む85歳の高齢女性の家に侵入し、現金を奪ったうえ、女性の首をナイフで刺し殺害した罪に問われていました。
2019年1月24日の千葉地裁の判決で、裁判官は「動機は身勝手としか言いようがない」「犯行は強固な殺意に基づく残忍なものだ」と厳しく指摘。検察側の求刑通り無期懲役を言い渡しました。しかし、弁護側は、少年法に基づき懲役10年から15年の不定期刑が妥当と主張しています。