現金詐欺:多摩市に住む68歳高齢者男性が被害に

今年4月、東京都多摩市に住む68歳高齢者男性から銀行のキャッシュカードを1枚を騙し取ったほか、現金100万円を引き出した疑いで、詐欺グループの受け子役のリーダーの「井頭昭久」容疑者(24)が逮捕されました。

警視庁によりますと、詐欺グループのメンバーが市役所の職員などに装い、被害に遭った高齢者男性に「銀行のキャッシュカードを新しい物に交換します」と嘘の電話をかけ、出頭容疑者が仲間の受け子役にカードを受け取らせに行かせたということです。警視庁の取り調べに対して、出頭容疑者は容疑を否認しています。

◇ 同様の手口が相次いでいた

都内で、同様の手口による被害が「18件」発生しており、被害総額が2200万円と確認されています。現在警視庁は、余罪を含め関連を調べています。