今年4月、東京・池袋で飯塚幸三氏（88）が運転する車が暴走し、12人が死傷した事故で、飯塚氏は「体力に自信があったがおごりもあった」と話している一方で、「安全な車を開発されるようにメーカーの方に心がけていただきたい」と車の性能の改善が必要だと主張しました。警視庁は、ペダルの踏み間違たことが原因だと断定し、飯塚氏を来週にも書類送検する方針です。
この事故は、今年4月東京の池袋駅近くの路上で、飯塚氏が運転する車が暴走し、松永真菜さん（31）と娘の莉子ちゃん（3）が亡くなり、10人が負傷したものです。
飯塚氏は、事故前から足が悪く通院を繰り返していましたが、この事故について「おごりがあったのかなと思い、反省しております。」「自分の体力にその当時は自信があったんですけど。おわびの気持ちをずっと持ち続けていることをお伝えいただきたい」と話しました。
警視庁は、捜査の結果、ブレーキに異常がなかったということで事故原因を【アクセルとブレーキをの踏み間違い】によるものと断定しましたが、飯塚氏は「安全な車を開発されるようにメーカーの方に心がけていただき、高齢者が安心して運転できるような、外出できるような世の中になってほしいと願っています。」とメーカーに車の性能の改善について主張しました。
警視庁は、飯塚幸三氏を来週にも過失運転致死傷の疑いで書類送検する方針です。