2019年 春の全国交通安全運動 5月11日から実施

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警視庁は「2019年春の全国交通安全運動」を5月11日から20日までの10日間で実施することを発表しました。交通安全運動とは、国民に交通安全の思想の普及と浸透を図り、交通事故防止の徹底を図ることを目的に実施されています。

◇ 5つの重点項目

● 子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止
● 自転車の安全利用の推進
● 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
● 飲酒運転の根絶
● 二輪車の交通事故防止

重点項目に挙げている自転車関連事故については、死亡・重傷事故が減少傾向にあります。内訳は、対自動車事故が事故全体の約8割となっており、うち約6割が出合い頭の事故です。児童・生徒では、高校生の事故が最も多く、特に朝の登校時ということです。

◇ 対歩行者事故、歩行者側の約6割が高齢者

自転車側の4割弱が10代、歩行者側に至っては約6割が高齢者となっています。これらの分析結果を踏まえ、交通安全の啓発活動などを推進し、法令遵守とヘルメット着用、自転車利用者に対する指導取締りを促進していくということです。