8月12日、東京都墨田区の水戸街道で逆走した車にひき逃げされて、男性1人が死亡、1人が重傷を負った事件で、警察は68歳の会社役員の男を逮捕しました。
「記憶はないが・・・」
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、卸売業の会社役員・関根喜代志容疑者(68)です。12日午前2時半ごろ、関根容疑者は、東京都墨田区向島の国道6号(水戸街道)を車で逆走し、新聞配達途中の68歳の男性と27歳の男性をはねて逃走した疑いが持たれています。
警察によりますと、関根容疑者は仕事で東京都大田区の市場に行くはずが、事故当時は市場は反対に向かって道路を逆走していたということです。
警察の取り調べに対し、関根容疑者「記憶にないが、車が壊れているので事故を起こしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。